2021 年の抱負を考える
Posted on 2021年1月2日 in essay
また、新しい年を迎えた。一昨年は「リバランス」をテーマに いろいろ身の回り・働き方の改善にいそしみ、それなりに形になった感じがするが 昨年は特に無テーマ(年末年始何やってたろうか、思い出せない・・・)で 割合無為に過ごしてしまった感覚がある。
一年の計は元旦にあり、ということで ざっくりとでも今年すべきことを初めのうちに考えて気を引き締めて臨むことにしたい。 そして今日書いたことは今年末ないし来年初めにきちんと振り返るようにしたい。
今年のテーマ
テーマは語呂も歯切れも悪いが 「地味でも着実に」
・・・でいきたい。
昨年はコロナで自宅にほぼ引きこもりっぱなしで地味に忙しくもあり 会社の仕事中心・自宅中心の生活を過ごした。 今年も少なくとも向こう半年以内に病禍が収まることはないと思う。
ということで、あまりうろちょろ動き回れない前提で考えつつも 日々を惰性で過ごしてしまわないようにコツコツすべきことをする年にしたい。 そうした積み重ねがアフターコロナに、大手を振って動けるようになった際の糧となってくれると思いたい。 具体的に考えていることは以下のようなことだ。
1.リカレント教育をセルフで開始する
1-1.数学(AI・統計)に向き合う
今後どういうキャリアを歩むにしても、IT に関してはジェネラリストでありたいと考えている。 ただ、ある意味今一番ホットでありおそらく今後も下火になることはないであろう AI・機械学習・統計・BI といった旬の技術を正直僕はまだ使いこなせない。
この辺の歯痒さは日に日に募るばかりで、業務上でもなかなかキャッチアップできそうにない。 今年はこれらの技術を触り始めるとともに、その理解の前提となるであろう数学の自習をしっかりやりたい。 忙しさにかまけずある程度計画的にやりたいと思う。 形として見える目標としては統計検定 2 級の取得を今年中に実施したいと思う。
自分の本来的な人文社会科学的な関心と、IT の技術との結節点にあるような 学術領域(社会統計学・計量社会学あたり)を一度 30 代前半くらいに大学院で学び直したいなという 気持ちが少しずつめばえつつもあり、その下準備としてもしっかり勉強する年にしたい。
1-2.アプリをちゃんと作れるようになる
今までインフラエンジニア としてのキャリアがメインであり サーバーサイドとフロントエンド (特に後者)の力はあまり伸ばせてこなかった。 また、ネイティヴアプリ(いわゆるスマホアプリ)についてはそもそも開発経験自体がない。
エンジニアとして片輪な状態を脱却すべく、去年から半ば自習し始めていたことではあるが インフラ外の技術を積極的に習得しつつ 今年は簡単なアプリでいいので、Web アプリとネイティヴアプリを各 1 つずつ実際に実装したい。
2.地方への足がかりを最低限作る
コロナの脅威は今年も続くだろうと言いつつも、流行が下火になるタイミングはあるだろうとも思っている。 そのタイミングで、新宮あるいはその他の地域で、ある程度まとまった期間ワーケーションみたいなことをしたいと考えている。
去年話を聞いた感じでは「IT を使ってぜひこれをやりたい!」という切実なニーズは馴染みの友人・地域には 今のところはなく、さりとて自分も 0 から題材を提供できるようなクリエイティビティはない。 ある程度まとまった期間を過ごすことで自分が役に立てる・楽しく取り組めるネタの発掘を始めたい。
また、小さいことであるが地方生活を見越して、自動車免許を今年は確実にとる。 直近地元の教習所に問い合わせた感じでは春先まで受講枠が空いていなさそうな状態で 場合によっては地方でワーケーションしつつ免許合宿したいなということもぼやっと考えている。
3.リモートでの新しいつながりをつくる
人間たるもの誰かと雑談したり遊んだりといったことの頻度が下がることは、 精神衛生上じわじわ効いてくる感覚を去年覚えた。 病むレベルでは全くなかったものの、在宅勤務がデフォルトとなる社会では ローカルの友人を増やす(あるいは引っ越して固め住む)なり リモートでふらっと触れ合う文化・習慣を自分なりに築いていくなりといった工夫を始めた方がいいような気がした。
また、社会がまた一段と変貌していきそうな今だからこそ 将来のことを改めて考えたいと思いつつ、そういう真面目な話はついぞ友達とはしなかったなとも思った。
大学の友人でも、それ以外の枠組みでも構わないので これからの社会のあり方に思いをはせるにあたり、手引きとなり得そうな学術書・古典を共に読み進めたり 自分たちの今後の働き方・成果の仕方を考え・議論したりする少し硬派なローカルの場あるいはリモートの場が 定期的にあったらよいなと思っている。
そのような場を探してみて、特になければ実際に募ってみる・・・というのも今年度の課題とする。
地味でもいい年にしたい!